清水園「ゆめわかば」

清水園は江戸中期に茶栽培を始めた老舗茶園の一つです。
埼玉県入間市藤沢に、3.4haの茶畑を保持しています。古くからこの地で農業を営んできた清水園は、茶づくりの良き伝統である手摘みにこだわり、時期になると三十人ほどの摘子(つみこ;手摘みを行う人)さんを頼んで、茶摘みを行っています。
十八代目の清水知弥さんは、茶栽培・製造のかたわら、ティーバッグ加工も行う働き者です。
「ゆめわかば」も埼玉県茶業研究所が平成18年に育成をした新しい品種で、フローラルな香りとすっきりとしたうま味が特徴です。特に清水園の「ゆめわかば」は、1~2時間、萎凋(いちょう)をかけているので、さらに香りが強調されています。
ゆったりとした気分になりたい時に飲むお茶として、また、レストランなどでは食後のお茶としてお出しするにも適しています。