横田園「おくはるか」

横田園は埼玉県狭山市に2.3haの茶畑をもち、茶栽培・製造を行っています。創業は他園に比べ比較的新しいですが、その分、工場や店舗、住宅なども新しく、茶畑の配置も合理的です。
六代目の横田貴弘さんは輸出にも意欲的で、数年前から減農薬栽培を続けてきました。また茶を使ったスイーツづくりなどにも積極的に取り組んでいます。
「おくはるか」は、埼玉県茶業研究所で平成27年に育成された新しい品種です。こく、うま味が強く、桜の葉のような甘い香りを感じることから、日本国内でも大人気です。桜葉の香りは、クマリンという成分の多さに由来します。
せっかくの桜葉の香りを生かすためにも、ほっと一息つくときのお茶として飲んでいただきたいです。またレストランなどでは食事前に飲んでいただくと、日本らしさが強調されます。